ばんびの "Kit of the Day"

サカシャツが大好きです

【DAY1】ユニフォーム購入戦略~とにかく安く買う~

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お正月でサッカー福袋のシーズンということもあり、サッカーのユニフォーム購入戦略について簡単にまとめてみた。全2回で、今回は経済的なユニフォームの購入方法についてTipsを共有したい。

 

目次

  1. 高価だが毎シーズン欲しくなる
  2. 費用を踏まえた経済的な購入方法
  3. まとめ

 

1. 高価だが毎シーズン欲しくなる

サッカーファンからするとサッカーユニフォームは至高である。普通にカッコいいし毎シーズン購入したくなってしまう代物だ。

しかしながら、サッカーユニフォームは高価だ。レプリカモデルだと10,000円前後、オーセンティックモデルだと20,000円弱はするのだ。さらに追加でナンバーと選手名のマーキングをすると大体5,000円は取られる事になる。

実際、サッカーシャツの原価は購入価格の1/10以下らしいので、かなりぼったくり感は否めない。

 

【参考】レプリカユニフォームの費用構造

qoly.jp

ちなみに私が小学生の頃はサッカーのユニフォームは高すぎて購入することができなかった。中学生の誕生日にマンチェスター・ユナイテッドベッカムのユニフォームを父に買ってもらったのが初めてだったと思う。たぶん15,000円くらいしたのでとてもうれしかった。たぶん10年くらい着用していた。

 

【参考】00-02シーズンのマンチェスターユナイテッドのユニフォーム

www.ebay.co.uk

※ebayで売ってるんですね。

 

とにかくサッカーのユニフォームは高いが毎シーズン新しいモデルが発売されるのでどうしても欲しくなってしまう問題がある。お金がない学生だとなおさらだ。そこで、サッカーユニフォームをいかに経済的に買うかについてまとめてみた。

 

お正月のこのシーズンお年玉を握りしめユニフォームを購入したいと思っているサッカー少年少女たちもいるだろうと考え本稿を上梓したのでぜひ読んで欲しい笑

 

2. 経済的な購入方法

前提

まず前提として当該シーズンのユニフォームをシーズン開始前後に購入する場合は、当たり前だが基本的に割引が発生しないために定価の価格となる。そのためシーズン開始時期から選手と同じ気持ちで応援したいという真面目なファンは定価でユニフォームを購入し、シャツを着てDAZNで視聴するなり、スタジアムに向かうことになるわけだ。なお、移籍期間がクローズしていない時には注意が必要だ。好きな選手のマーキングを入れたものの、シーズン開始すると移籍してしまってチームに在籍していないなんてことがある。選手にとっても背番号は拘りがあるので、シーズン開始ギリギリまで決まらないことが多い。背番号が契約の内容に含まれることもあるようである。

 

①効率的な購入方法その1-購入時期をずらす-

当該シーズンのユニフォームは基本的にリリースされてから値下がりし続けるのが原則だ。海外クラブのユニフォームだと9月頃に開幕するが、6-8月頃にかけてホームユニフォームとアウェイユニフォームがリリースされる。そして年内11-12月頃のブラックフライデー時期に20%前後、クリスマスから年末年始にかけて30%前後のSALEになることが多い。そしてシーズン終了間際の3~5月にかけて40~60%オフになるようなイメージである。このあたりのオフ率は海外クラブ直営のECサイトや小売店によって違うので色々と見てほしい。私が実際に活用したことがあるECサイトに関しては次回のブログでまとめることにする。

オフ率に関しては、日本のECサイトよりも海外のECサイトの方が思い切った割引になる事が多い。当たり前だが、海外クラブのユニフォームは海外クラブのECサイトや小売店の方が在庫保有数が多いため、一気に売り抜けたいからだと考えている。

 

このように、シーズン開始に間に合わなくてもいいやというタイプの方は時期をずらそう。もっとう言うと前シーズンのモデルでも問題ないという方はECサイト(加茂、SWS、楽天等)で調べたり、小売店に足を運ぶと掘り出し物が眠っているケースはよくある。売店はサッカー専門店も勿論いいが、総合スポーツ用品店(ゼビオ、デポ、ヒマラヤ等)にもめちゃくちゃ安い値段で売っていたりすることがあるので時には足を動かそう。

 

【参考】PSGのオンラインストアでは2021.1.2時点で30%オフのSALEを実施している

store3.psg.fr

 ※これは仮説だがクラブもコロナの影響により割引率が一昨年よりも低いように感じる

 

②効率的な購入方法その2-購入する国をずらす-

正直購入時期をずらすのは普通に知っていることだと思うが、国をまたいで購入することは少ないように感じる。ユニフォームを購入する場合、多くの人は日本のECサイトか小売店で基本購入すると思う。サッカーショップ加茂やスポーツウェブショッパーズ(SWS)あたりが有名だろうか。他には楽天に出店している店舗で購入するケースが多いと思っている。

一方、海外のECサイトに目を向けるとかなり充実しているのだ。特に海外クラブ直営のECサイトはFanaticsが手掛けているケースもあって、どこのサイトも同じようなサイト構造になっていることが多く、かつ日本語ページも充実している。試しにマンチェスター・ユナイテッド、PSG、バイエルン等の有名クラブの公式オンラインサイトを見てほしい。ほとんど同じようなサイト構造になっている。

また、海外の小売店ECサイトも割引率が大きいところもある。国別でお薦めなのが英国でECサイトが充実してる。私が活用したことがあるとこで言うとPro:direct SoccerやJD Sports等は有名だ。他にも激安のSportsDirect.com等がある。購入時期をずらしつつ、円高等を加味し、さらに割引率の高い海外のECサイトを活用するとかなり費用を押えられることがあるのだ。

但し、輸送費用や関税がかかる場合があるので注意が必要である。輸送費用はおそらく1,000~2,000円前後、関税は輸送商品によるのでなんとも言えないがリバプールのダウンジャケットを購入した時には1,200円程度かかった。もし海外のECサイトで購入する場合は、このあたりの輸送コストも視野に入れながら、一気に購入するといいと思う。

 

【参考】19-20シーズンのバルセロナのホームユニフォームは英国スポーツダイレクトだと30£で売られている(日本円で約4,000円程度)。リンクをクリックしてみて

www.sportsdirect.com

 ※マンチェスターに少しだけ住んでいたことがありスポーツダイレクトに実際に寄ったことがあるが当時から激安のスポーツ用品店だった。ちなみにCEOはニューカッスルのオーナーだったりする。カスタマーサポートはあんまりよくはないので注意が必要です。

 

※海外ECサイトで購入する際の留意事項

包装は基本的に結構な割合で雑。ユニフォームならば問題ないと思うが、その他壊れやすいグッズを購入する際は、電子メールで事前に頑丈に梱包しておけよと言った方がいいかもしれない。カスタマーサポートがかなり適当であるのもかなり問題だ。まずもって英語ができないとかなりきつい。一方、英語ができたとしてもカスタマーサポートチームのレスは要領を得ないことが多々あるのでかなりストレスがたまる。も面倒なのが返品・返金の手続きである。特に気を付けたいのはマーキング商品だ。基本的にマーキング(海外ではカスタマイズという)をしてしまうと、不備がない限りは返品も返金もできない。不備があった場合も、手続きが非常に面倒で、ECサイトのわかりづらいところに、返品や返金をするための伝票がある。それをダウンロードして、必要事項を記入してユニフォームに同封し、送り返すことになる。ものすごくイラつくが、送り返す費用については先方で負担してくれないケースも多い。実際にフランスのECサイトは負担してくれず、輸送費用だけど6,000円取られて商品を購入できないことがあった。Boutique FFFというフランス代表のECサイトだったが、英語で問い合せしても全く反応しなかったのでかなりイラついたことを覚えている。そのため海外サイトでマーキング商品は極力購入しないことをオススメしたい(どうしてもマーキングしたい場合の対処法は次回のブログで書く)。

カスタマーサポートとコミュニケーションする際には2つの方法があり、ECサイトに記載されているメールアドレスに直接連絡する方法と海外のECサイトではカスタマーサポートチームでTwitterアカウントを持っており、主にクレーム対応している笑。TwitterアカウントにDM送ってやり取りする方が過去のやり取りがわかりやすくて良いかもしれない。なぜかわからないがメールで連絡するとカスタマーサポートの担当者が毎回コロコロ変わって毎回位置からこちらの意向を伝えなくてはならないみたいな現象に陥る。基本的に海外のECサイトはかなり適当である。

 

【参考】たまたまTwitterで見つけましたがこういったケースあり。PSGは私の時も返金対応してくれました

 

③購入先をずらす(メルカリ等のフリマサイトで購入する)

フリマサイトで購入するのも1つの手段である。時折サイズを間違て購入してしまった。1-2回着用したけどもう着ないといったケースで安い値段で出品している場合がある。また卸売業者が小売店に卸さず?出品しているようなケースもあるようだ。

 

しかしながら、メルカリ等で購入する際はかなり注意が必要だ。特に当該シーズンのユニフォームを実際の定価の70%程度で出品しているケースは注意が必要だ。メルカリはサッカーユニフォームの偽物(コピー商品)であふれている。

しかもサプライヤーが正規に出しているレプリカとコピー商品のレプリカを同じような意図で商品説明文に記載しているので厄介である。ちなみにメルカリの運営に通報してもほとんど動いてくれない。メルカリで購入する際は、必ず正規品であるかどうか出品者に確認することが肝要だ。

コピー商品を出品する対象者は大体決まっている。ユニフォームは正規品を必ず購入するべきだ。その理由については、バルボラフットボールさんのリンクを以下に張っておくので参考にに読んでほしい。

 

【参考】サッカーユニフォーム購入時の留意点

shop.bbfb.jp

4. まとめ

効率的にサッカーユニフォームを購入するには、①時期・②地域・③購入先を"ずらす"ことが重要である。もちろん安全に購入したいのであれば、日本の正規ECサイトで購入するのが良い。経験上、実際に海外のECサイトでも問題なく手元に届いたことの方が多かった。ECサイトを活用する場合は英国のECサイトが個人的にはオススメである。ラテン系のECサイトは舐めているのでおススメしない(フランス、イタリア、スペイン等)。メルカリは中古品等が狙い目なので新品未使用品にこだわらない方は活用してもいいかもしれない。

 

次回は逆に経済性を度外視して日本で流通しないレアユニフォームの購入方法や海外サイトでユニフォームを購入してマーキングは国内でやる方法、そして、国内外のECサイトの特徴を一挙に紹介しようと思う。

 

2021.1.2

ばんび